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会計指標(ROE)(Panasonicの事例) [会計]

被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
私自身も阪神大震災にあった身で当時のことを思うと、被災の甚大さを痛切に感じます。
一人でも助かることを心から祈っております。

今週は会計指標を取り上げたいと思います。
ROEです。

ROEは、ストックとして株主に帰属する株主資本に対して、今年度に新たに生み出された株主に帰属する純利益を計算するものです。
以下の計算式となります。

 売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ

ROEは株主のための指標であり、上場しているすべての企業は株主への貢献を代表する指標として、長期的にROEを高めていく必要があります。
ROEは、企業の収益性、資産効率性、財務レバレッジに分解でき、これら3つの要素を高めることにより、株主に貢献していこうとする総合力をチェックする指標です。

ただし以下の注意点があり、以下のような企業は採用すべきではありません。
●収益性
市場が急成長している業界では、競合に先んじて市場シェアを獲得することが急務となるため、生産供給体制の確立、人材確保、ブランドの確立のための、設備投資、人件費、広告宣伝費、販管費が必要となります。このため、一時的に売上高純利益率が下落します。
●資産効率性
過剰設備、在庫、売上債権といった資産が戦略的背景(市場の後期を捉えた設備投資、在庫の保持、マーケティング策の一部となる売上債権サイトの長期化)によるものであれば、総資産回転率は下落します。
● 財務レバレッジ
安全性を重視し、財務レバレッジを高めるより、株主資本比率向上を目指す企業。過去の経営不振から株主資本が毀損したものの、リストラが奏功して、利益を計上する体質に転じた企業。


PanasonicがROEを会計指標として設定している。2012年度までの中期経営計画の中で、ROE10%という高い目標を設定しています。
2010年度3月期の状況は、2009年度3月期からは多少回復したものの、ROEは-3.7%となっています。原因は純利益がマイナスとなっているためであります。同時に三洋電機を子会社化したため、総資産が増加しています。今後は、いかに純利益を増加させ、資産効率を高めながら売上高をあげていき総資産回転率を高めることが重要となります。中期経営計画は非常にチャレンジングな目標を設定していると思います。

 


タグ:会計指標
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