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マネジメント(福島原発における東京電力の対応) [経営-マネジメント]

地震から1週間が経過しましたが、被害の状況が明らかになりつつあり、改めて今回の地震および津波の恐ろしさを痛感しました。まだまだ、行方不明の方が大勢いますが、本当に一人でも多くの方が助かってほしいと願うばかりです。

 今週は福島原発の東京電力の対応と絡めながら企業の組織のあり方について、ドラッカーの考え方に照らし合わせながら簡単に述べたいと思います。

欠陥組織

ドラッカーによれば、欠陥のある組織の症状して以下のことをあげています。

欠陥組織の症状.gif

今回の東京電力の福島原発の対応を見ていて、同じような症状が現れているなというのが感想です。例えば、『②の組織構造に関わる問題が頻繁に発生する』というように、1号機で発生した事象が2号機、3号機、4号機でも発生し、発生してからすべて対応というように対応を取れていないように見受けられます。これはドラッカーの言うところの、同じ事象が問題を解決したとたんに、同じ問題が装いを新たに登場するというところにあたるのでしょう。もちろん緊急の対応でなかなか事前に対応できなかったということもあったのでしょうが、ちょっと対応がすべて後手後手に回っているなというのが印象です。

②意思決定のレベル 

ドラッカーは意思決定のレベルについて、以下の2つをあげています。

 ・意思決定は常に、行動に近いところで行う必要がある。(第一の原則)
 ・それによって影響を受ける活動全体を見通せるだけの高いレベルで行う必要がある。(第二の原則)

今回の福島原発の東京電力の記者会見を見ていると、果たして東京本社のトップマネジメントはどこまで現場のことを理解していたのかなと思わざるを得ない状況です。

③真摯さ

ドラッカーはマネジメントにおける最も重要なものとして、『真摯さ』をあげています。『真摯さ』とは以下のことです。
 ・一流の仕事を要求し、自らにも要求する。
 ・基準を高く定め、それを守ることを期待する。
 ・何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。

報道からですが、東京電力が福島原発を放棄しようとしたということは上記の『真摯さ』が完全に欠如しているといわざるを得ません。

以上のように東京電力の組織としての欠陥が浮き彫りになったなというのが個人的な印象ですが、これは東京電力に限ったことではなく、他の企業も同様の事象はあるんだろうなと感じました。


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