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NECの経営戦略 [経営-戦略]

「NECはC&Cをとおして、世界の人々が相互に理解を深め、人間性を十分に発揮する豊かな社会の実現に貢献します。」というNECグループ企業理念の下、C&C、すなわちコンピュータ(Computers:情報技術)とコミュニケーション(Communications:通信技術)の融合を通じて情報社会の発展に貢献し、グローバル企業として成長することを目指しています。

NECグループ企業理念を追求していくにあたり、2017年における社会とNECグループの目指す姿を“NECグループビジョン2017”として掲げるとともに、その実現のためにNECグループ社員が大切にする価値観・行動原理を“NECグループバリュー”としてまとめ、実践に努めています。

NECグループビジョン2017として、「人と地球に優しい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」を掲げています。また、NECグループバリューとして「イノベーションへの情熱、自助、共創、ベタープロダクツ・ベターサービス」を掲げています。

上記を元に、2010年2月に、2012年度の当期純利益1,000億円、ROE(自己資本利益率)10%を目標とする中期経営計画“V2012?Beyond boundaries, Toward our Vision”を発表しました。その前提となる売上高については4兆円を、営業利益は2,000億円を掲げています。V2012は、2008年4月に策定したNECグループビジョン2017を実現するための確実なステップとしてのマイルストーンと位置付けています。

このV2012を実現するために、エンタープライズ(企業)、テレコムキャリア(通信事業者)、ソーシャルインフラ(社会インフラ)といった顧客軸をこれまで以上に意識し、市場に密着したIT・NWソリューションによる事業拡大を目指します。具体的には、当社が持っているアセットをフル活用し、ITとネットワークの相互の顧客アセットへ、あらゆる商材やソリューションを提供していくこと、IT系のサービス・ノウハウ、ネットワーク系のグローバル展開ノウハウを相互に展開すること、およびIT系のプラットフォーム技術とネットワーク系のインフラ技術の融合で差異化を図ることなどです。また、ユーザとのインターフェイスとなる端末などのユビキタス領域についても、注力していきます。

具体的な戦略としては、クラウド・サービスの潮流に乗った事業拡大を目指し、次の3つの施策を重視していきます。

(1)IT・NWソリューションによる差異化

現在当社が取り組んでいるC&Cクラウド戦略では、NECの強みであるIT・NWソリューションによる差異化を図っていきます。すなわち、既存システムやユビキタス(PC、携帯電話端末およびそれらの融合端末など)とクラウドサービスを統合・連携し、顧客へ提供することが可能なこと、クラウド環境構築については、データセンター同士を広域ネットワークで接続することで、そのビジネス対象をエンタープライズからキャリア、社会システムに拡大できること、さらに顧客ベース・保有アセットを活用した、業種横断的な提案やコンサルテーションが可能なことです。

(2)グローバル市場の着実な展開

EMEA(欧州・中近東・アフリカ)、APAC(アジア・大洋州)、中華圏、北米および中南米の5極においてOne NEC体制を構築し、域内の戦略、リソースやガバナンスを強化していきます。そして、域内での面的事業ポートフォリオによるコンピテンスセンター化を進めていきます。特に成長が著しいアジア・新興国マーケットに注力し、海外売上高は中期的に1兆円、売上高比率では25%を目指していきます。


(3)One NECによる新規事業への挑戦

自社保有テクノロジーの組み合わせや活用により、顧客志向のソリューションを開発し、グループ一体となって顧客に提供していきます。その新たな領域の1つが環境・エネルギーであり、日産自動車との協業により自動車用リチウムイオン電池事業を推進していくとともに、スマートメータやホームエネルギーマネジメントシステム、電気自動車用急速充電器などの新規事業を創出していきます。将来的にはここで得られたノウハウを活かし、ICT技術と蓄電技術をベースとしたスマートグリッド市場への参入を目指していきます。

 


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